現役最強野手に史上最高峰の強打者。二刀流・大谷を支えるエンゼルス野手8人を紹介【編集部フォーカス】
2017/12/21
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■現役最強野手
マイク・トラウト(2017年成績:114試合、打率.306、33本塁打、72打点、22盗塁、OPS1.071)
メジャーリーグを代表するスーパースターのトラウト。走攻守の全てが備わっており、唯一の弱点は肩の強さがやや平均未満というところだけという総合力が非常に高い選手だ。
セイバーメトリクスの指標でも現役選手屈指の数値をマークしており、ルーキーイヤーの2012年以降、毎年MVP投票で1位か2位に選出され続けていた。
今季は開幕後から絶好調で圧倒的な成績を残していたが、5月に二盗を試みた際にヘッドスライディングで左手親指を負傷し、約6週間離脱という憂き目にあった。その影響で今季のトラウトはMVP投票で2位以下となり、このことは全米でも大きく話題となった。
とはいえ、キャリアを通しては故障にも非常に強く、20歳という若い時期から圧倒的な成績を残し続けていることから「現役最強野手」との呼び声が高い。
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