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平野佳寿がダイヤモンドバックスと2年契約に合意 年俸は破格!? スカウト驚く

2017/12/23

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスは22日(日本時間23日)、オリックス・バファローズから海外FA権を行使した平野佳寿投手と2年600万ドル(約6億8000万円)で契約合意したと発表した。
 
 平野は2006年にオリックスでデビュー。入団当初は先発を務めていたが、2010年から中継ぎに転向すると大ブレイク。8シーズンで156セーブ、139ホールドを記録した。
  
 平野はダイヤモンドバックスでも中継ぎ陣の柱として期待されている。チームのGMのマイク・へーゼン氏は平野について、「中継ぎとしての経験が豊富だ。メジャーでプレーできる十分な実力も持っている」と評価した。
 
 また、昨季までクローザーを務めていたフェルナンド・ロドニー投手がFAで移籍したため、平野がクローザーとしてメジャーデビューする可能性もあるかもしれない。現在、チームには昨季25ホールドを記録したアーチー・ブラッドリー投手と、レイズで2015年に41セーブを挙げたブラッド・ボックスバーガー投手が在籍しているが、へーゼンGMは平野を含めたその3人を7、8、9回に投球できる選手として挙げた。
 
 「スプリングトレーニングまでにクローザーが決まっているかはわからない。恐らくスプリングトレーニングが終わる頃には決まるだろう。どのポジションがどの選手に合うのかを見て行きたい」
 
 また、一方で、平野のような実力のある選手に2年600万ドルという契約は破格のようだ。アリゾナの地元紙『azセントラル』ではとあるスカウトが「たったの1年300万ドル?すごく良い買い物になるかもね」と驚いたと紹介している。
 
 昨季はポストシーズンでドジャースに敗れ、ワールドシリーズ進出とはならなかったダイヤモンドバックス。平野はワールドシリーズ進出の大きなカギとなりそうだ。



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