大谷翔平は米国でも屈指の実力者。速球王から強打者2世まで、若手有望株10人【編集部フォーカス】
2018/01/03
Getty Images
マルチな才能を誇る超有望株
グレイバー・トーレス(ニューヨーク・ヤンキース)
2013年にシカゴ・カブスと契約してプロ入りを果たしたベネズエラ出身のトーレス。カブスで順調に実績を積み続けていたが、2016年シーズン途中にトレードでヤンキースに移籍することになった。なお、この時のトレード相手となったアロルディス・チャップマンはシーズン終了後にヤンキースへ復帰している。
打撃の確実性や長打力だけでなく、内野の複数ポジションを守ることのできる器用さなどが売りで、選手としての総合力が高いことから今季は開幕前にもメジャー昇格の期待が高まったが、2Aでのプレーも少なかったことから昇格は見送られ、故障の影響で今季中のメジャー昇格はなかった。
既に戦力が充実しているヤンキースだが、マイナーに控えているトーレスも既にメジャーでプレーする能力を有していると見られており、来季はより充実した陣容でシーズンを戦うことになる。
【次ページ】日本の誇る二刀流