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米球界で進むアジア球界経験者の再評価 KBOから復帰のテームズ「アジア球界でのプレーはとても新鮮」

2018/01/05

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 米球界でNPBやKBOなどのアジア球界経験者の評価が高まっているようだ。MLB公式サイトでは4日(日本時間5日)付で特集を掲載し、セシル・フィルダー、コルビー・ルイス、トニー・バーネットなどのNPB経験者や、KBOで好成績を残し今季はメジャーで31本塁打を記録したエリック・テームズといったアジア球界経験者の再評価が進んでいることを紹介している。
 
 今オフにはNPBで屈指の好成績を残した元巨人のマイルズ・マイコラス、元日本ハムのクリス・マーティンが米球界に復帰した。NPBで好成績を残した投手は米球界復帰後も好成績を残していることが多く、活躍が大きく期待されているようだ。
 
 また、アジア球界経験者再評価の一因として、韓国球界で圧倒的な成績を残し、米球界復帰後も長打力を発揮したエリック・テームズ内野手の存在も大きいようだ。テームズは2016年オフにブリュワーズと契約し、復帰後1年目の昨季はチームトップタイの31本塁打を記録した。
 
 米球界復帰が成功したテームズはアジア球界挑戦について「1年間アジアでプレーして、新鮮な気持ちで米国に戻ることが目標だった」と語った。実際には韓国球界に3年間在籍したテームズだったが、その期間中に大きく成長を遂げ、メジャーの舞台でも通用する実力をつけた。
 
 また、KBO在籍時にはマイナーからのオファーもあったようだが「ベンチを温める選手として米国に戻るのは嫌だった。ポジションを併用されるのも望まないし、メジャーリーガーであるならば毎日の打席で結果を残したいと思っていた」と話し、レギュラーとしてのプレーを望んでいたことを明かした。
 
 「アジア球界でのプレーはとても新鮮なものだよ。新しい環境、チーム、国でプレーすることは、今までよりもプレッシャーがかかることはないからね」と話すテームズ。米球界→アジア球界→米球界という流れで実力をつけ、復帰後に活躍するルートが確立すれば、今まで以上にハイレベルな助っ人がアジア球界でプレーすることになるだろう。



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