大谷、球団公式サイトで開幕2番手予想「健康であればローテーション上位は間違いなし」
2018/01/09
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ポスティングシステムを行使してロサンゼルス・エンゼルスに移籍した大谷翔平。MLB公式の若手有望株ランキングでは1位に選出されるなど、現地でも期待が高まり続けるばかりだ。
球団公式サイトでは8日(日本時間9日)付で特集を掲載し、エンゼルスの開幕ローテーションを予想した。記事では、大谷の獲得によって2018年のエンゼルス投手陣の見通しは明るくなったとし、大谷の二刀流継続のためにもメジャーでは珍しい6人制のローテーションを組むことになると見ているようだ。
大谷は故障からの復帰を期すエース、リチャーズに次ぐ2番手と予想されており「もしも健康であるならば、リチャーズと大谷はエンゼルスのローテーションの上位2人になることは間違いない。リチャーズはナショナルズのスティーブン・ストラスバーグに匹敵する速球を持ち、大谷はNPBの5年間で防御率2.52という好成績を残し、102マイル(約164キロ)にも達する剛速球を持ち合わせている」評し、速球派右腕2人を軸にローテーションが組まれると見ている。
6人制ローテーションはメジャーでは異端ながら、大谷の二刀流継続、昨季の故障者続出という状況を考えると、エンゼルスにはフィットするものと見られている。ビリー・エプラーGMも大谷が入団する際に6人制ローテーションの導入を示唆しており、実現の可能性は高くなっているようだ。
また、大谷は別特集では7番・DHでスタメンとなることが予想されており、打者・大谷もメジャーで通用する戦力として考えられているようだ。
投打でスタメンに予想され、現地でも期待が高まっている大谷。現地でも二刀流の継続について賛否両論が飛び交っているが、大谷が2014年以来となる地区優勝のためのカギとなる可能性も大いにあるだろう。