イチロー、代理人が日本球界復帰の可能性も示唆 メジャー球団との交渉思うように進まず
2018/01/17
Getty Images
現在はFAとなっているイチロー外野手に日本球界復帰の可能性があることを、MLB公式サイトが16日(日本時間17日)付で報じた。
記事によると、代理人であるジョン・ボッグス氏はイチローの現役続行の意思を尊重して移籍先を探しており「メジャーのチームがイチローは非常に価値がある選手であることに気づいてくれることを望んでいる」と話し「出場機会を与えれば、もっとやれる」と今後の活躍に太鼓判も押している。
しかし、マリナーズやベテラン外野手が不在のパドレスなどと交渉中も、いずれも交渉は不発に終わっているようだ。古巣のマリナーズに関しては、外野手が飽和気味であることから、バックアップ要員のイチローを獲得する余裕がないようだ。
ボッグス氏は「マリナーズがイチローを獲得すると思ったんだけどね…ちょっと外野手が多すぎたかな」と話した。また、同氏はメジャー球団と契約が結べなければ、日本球界に復帰してキャリアを終える可能性もあると示唆した。
イチローも「可能性という言葉を使うのであれば、ゼロじゃない限り可能性はある。可能性って、色んな事に使えるからね」と話し、今季の所属先が決まることを望んだ。
また、同記事ではボッグス氏の発言を受け、日本球界のキャンプが米球界よりも早く始まることを紹介し、メジャーの誇る日本の安打製造機が日本球界復帰の道を選ぶ可能性を指摘した。