CY賞2回の元ツインズ・サンタナがチームの殿堂入りも・・・「まだ正式に引退していない」
2018/01/20
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ミネソタ・ツインズで活躍したヨハン・サンタナ投手が、その功績からチームの殿堂入りを果たすと19日(日本時間20日)に球団が発表した。しかし、本人は「まだ正式に引退していない」と語り、MLB復帰に向けて意欲を燃やしているようだ。同日に「パイオニア・プレス」が報じた。
ツインズで2度のサイ・ヤング賞に輝き、3年連続で奪三振王を獲得するなど当時の球界の左腕エースだったサンタナ。しかし、ニューヨーク・メッツに移籍後は度重なる怪我の影響で2012年以降メジャーのマウンドから遠ざかっている。
今回の殿堂入りはツインズでの8年間での93勝44敗、防御率3.22が評価されてのことだ。しかし、当の本人は再び投げる状態に戻ったら、投げたいと語る。「まだ、正式には引退していないんだ。まだ復帰することを考えている。でも、物事がうまくいかない。時間がたてば分かるだろう」
復帰に向けて努力はしているが、元の状態に戻らないとも語るサンタナ。「カムバックして自分の言葉で引退したい。みんながいつも言うんだけど、怪我に苦しんだなどのことで覚えられたくないんだ」
サイ・ヤング賞2回、球宴出場4回、ノーヒットノーラン1回など輝かしい成績を誇るサンタナの野球人生はまだ終わっていない。現在38歳。再びマウンドに上がる日がくるのか注目だ。