引退も視野の上原、米国でも現役続行に太鼓判「良い意味で年齢を無視し続けている」
2018/01/23
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シカゴ・カブスからFAとなり、現在も所属先を探している上原浩治投手。今季限りでの引退の意向を表明し、メジャー契約がなくても引退と話しているなど、今季にかける想いが強い右腕だが、今オフは移籍市場の動きが遅く所属先は決まっていない。
上原の去就には現地でも注目が集まっており、米サイト「ファンサイデッド」では22日(日本時間23日)付で特集を掲載し、引退も視野に入れている上原の動向に注目している。
上原は4月で43歳を迎えるが、記事では「良い意味で年齢を無視し続けている」と高評価。38歳に迎えた2013年シーズンに73試合登板、防御率1.09、Whip0.565、奪三振率11.22を記録したことは特に評価されており「上原のボストンでの傑出度は非常に高かった」と評されている。
一方で2013年以降は年々成績を落としていることを指摘されているが、依然としてメジャーでも高いレベルのリリーフ右腕であるとし「1年契約を結ぶ価値があることは間違いない」と評した。しかし、高齢ということもあり、今オフの移籍市場の停滞の影響によってはメジャー契約を掴むことが出来ず引退となる可能性も示唆した。
今年でNPB10年、MLB10年の通算20年目を迎える上原。昨季もカブスで貴重なリリーフ投手として役割を全うしたが、果たして今季も現役としてプレーを続けることは出来るだろうか。今後の動向からも目が離せない。