師匠イチローに「四球の選び方」を尋ねたゴードン イチローらしい教えが話題に
2018/01/27
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イチロー外野手とマリナーズに移籍したディー・ゴードン内野手はマーリンズ時代に友情を築き上げてきたことで有名だ。身長体重もほぼ同じで右投左打の安打製造機。ゴードンがイチローにアドバイスを受けている様子も度々報じられていたが、25日(日本時間26日)にゴードンが明かしたイチローからの「教え」が話題となっている。
イチローがフリーエージェントとなった際には「寂しくなるよブラザー」と心温まるメッセージをインスタグラムに投稿したことも話題になったゴードン。イチローがマーリンズに移籍してきた2015年シーズンにゴードンもチームに加入し、似たような背格好、プレースタイルから2人はまるで師弟のように親しく接してきていた。
そんなイチローのことが大好きなゴードンから、彼の名前が飛び出したのは新天地マリナーズで行われた会見だ。ゴードンはシーズン中に四球が少ないことを改善しようとしたが、うまく行かなかったという。そこで、彼はチームメイトの伝説的な男に「イチ、どうやったら四球をたくさん選べるんだ?」と聞いた。すると、イチローは次のようにアドバイスをしたとゴードンは語る。
「まずは強く打て」
投手からしたら本塁打を打てる打者はもちろん怖いはずだ。イチロー自身も四球を多く選ぶ打者ではないが、とにかく安打を打つことができるので、敬遠四球は通算181個となっている。これは、MLB歴代26位の大記録だ。
強く打たれるという意識付けを相手投手にさせることでより多くの四球を選べるという考え方。ゴードンにとっても「強く打つ」ことは少し厳しいかもしれないが、イチローと同じようにとにかく安打を打ちまくり、相手を怖がらせることは可能だろう。3シーズンで2回200安打を超えているゴードンの進化に期待だ。そして、再びイチローとゴードンがチームメイトになる日もくるかもしれない。今季のイチローの去就は未定ながら、可能性は決してゼロではない。