1月31日は名選手が生まれる?米国で偉大な3選手の誕生日を祝福
2018/02/01
Getty Images
1月31日(日本時間2月1日)は、米国を代表する偉大なメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソン、ノーラン・ライアン、アーニー・バンクスの3人の誕生日だ。いずれの選手も球史に残る功績を積み上げており、彼らをリスペクトする選手やファンは非常に多い。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では同日付で特集を掲載し「偶然かもしれないが、1月31日に生まれると良い野球選手になることは間違いなさそうだ」と評し、3人の誕生日を祝福した。
ジャッキー・ロビンソン氏は有色人種が差別されていた当時のメジャーリーグでアフリカ系米国人としてメジャーデビューを果たし、差別を受けながらも活躍を続け、有色人種のメジャーリーグ参加の門戸を開いた。その功績が称えられ、メジャーリーグではロビンソンの背負っていた背番号「42」は全球団で永久欠番となっている。
そのため、来日した選手がNPBで背番号「42」を好んで着用することも多いようだ。
ノーラン・ライアン氏は実に27年間も現役生活を続け、5714奪三振、2795被安打、277暴投はメジャー史上最多記録となっている。ノーヒットノーランを7回、最多奪三振を11回記録している一方、サイ・ヤング賞には縁がなかった。タイトルには縁の少ないライアンだったが、偉大な実績を残したことから野球殿堂も有資格1年目で選出された。
また、アーニー・バンクス氏も同日生まれで、現役時代はカブス一筋でプレー。マイケル・ジョーダン氏が登場するまではシカゴ最高のスポーツ選手と称されていた。自身の背番号「14」はカブスの永久欠番となっており、ファンからも絶大な人気を誇った。
なお、バンクスの現役時代の19年間にカブスがワールドシリーズに駒を進めることはなく、どんなに個人が活躍してもチームが優勝できないことを「アーニー・バンクス・シンドローム」と呼ばれていた。