通算240勝の現役最年長選手・コローンがレンジャーズとマイナー契約か MLB公式報じる
2018/02/04
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昨季はアトランタ・ブレーブス、ミネソタ・ツインズでプレーしたメジャー最年長選手のバートロ・コローン投手(44)がテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結ぶ見通しであることを、MLB公式サイトが3日(日本時間4日)付で報じた。
記事では、レンジャーズはやや不安を抱えている先発陣の強化のためにコローンをスプリング・トレーニングに招待選手として参加させる可能性が高いと報じている。昨季は中継ぎで活躍したマット・ブッシュ投手も先発転向の可能性があるなど、開幕に向けてキャンプで先発枠を争うことになる。
また、メッツ時代に投手コーチだったダン・ウォーゼン氏が現在はレンジャーズで投手コーチ補佐を務めていることも移籍を前向きに検討する一因となっているようだ。
昨季のコローンはメッツからブレーブスに移籍したが、13試合で2勝8敗、防御率8.14と振るわず7月には自由契約となっていた。その後、ツインズに移籍して5勝6敗、防御率5.18という成績を残したが、連続2桁勝利は5年、規定投球回到達は4年で途切れてしまっていた。
通算240勝をマークしているコローンだが、現在はデニス・マルティネス氏の持つ中南米出身選手の通算最多勝記録である245勝を更新することをモチベーションに現役を続けているようだ。