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大谷、米国ではベーブ・ルース以来の二刀流実現へ始動 キャンプ初日から大きな注目

2018/02/15

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Getty Images



 今季からロサンゼルス・エンゼルスでプレーする大谷翔平投手が14日(日本時間15日)に米国・アリゾナ州テンピでキャンプインし、遂にメジャーリーガー・大谷が始動した。
 
 現地の若手有望株ランキングでも常に上位にランクインするなど、米国でも大きな注目を集めている大谷のキャンプインには、多数の観客やメディアが集結し、賑わいを見せた。そして、MLB公式サイトでは同日付で特集を掲載し、大谷のキャンプ初日をリポートした。
 
 大谷は労使協定の影響でマイナー契約となったが、球団はメジャーの戦力として大谷を計算しており、米国でも二刀流の継続を容認する姿勢を取っている。また、ビリー・エプラーGM、マイク・ソーシア監督は共に大谷の調整・起用法について熟慮を重ねており、エプラーGMに関しては大谷の調整法や起用法などの情報を得るために来日し、日本ハム球団も訪れていた。
 
 米国で実際に大谷の起用を担うことになるソーシア監督は「私達は大谷が投げる日と打つ日のスケジュール管理を柔軟に行う必要がある。そして、彼がメジャーに慣れるためには数日ほどかかるだろうけど、ビリー(エプラーGM)が日本を訪れて得た情報もあるし、翔平にとって最善のスケジュールを組み立てることができると思う」と期待を込めたコメントを残している。
 
 また、ソーシア監督はまずは「投手・大谷」として調整させることを明かしているが、決して「打者・大谷」の出場機会を減らすつもりはないことも明言している。
 
 そして、二刀流・大谷のキャンプは初日からチームメイトに衝撃を与えたようで、マット・シューメイカー投手は「彼は驚異的だ。ブルペンでは力強い球を投げて、その後は力強いスイングでバットから球を飛ばす。とても興味深い存在だよ」と手放しでそのポテンシャルを称賛している。
 
 現地メディアに対しても「日本にいた時と特別に違うことはしていない」と語っている大谷。現地でも期待は高まっているだけに、エンゼルスでも日本ハム時代のように投打で圧倒的な姿を見せたいところだ。



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