ヤンキース、新指揮官は開幕投手が決まらず嬉しい悲鳴?「誰もが開幕投手になり得るのは喜ばしい」
2018/02/18
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スプリング・トレーニングの開幕も近づき、投手と捕手のバッテリー組に関しては一足早くキャンプインとなっているメジャーリーグ。開幕を約1ヶ月後に控え、既に開幕投手を明言している球団も出てきているが、米国「ESPN」の17日(日本時間18日)付の特集によると、田中将大投手が所属するニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ブーン監督は選択肢が多いこともあり、開幕投手を決めかねているようだ。
同紙では「一般的に、開幕投手は前年で最も優秀だった投手が務めるものだ。選手はだれがシーズン最初のボールを投げるのかなんて気にしないと言うだろうが、多くの投手がこの役割を受け入れることを楽しみにしていることは間違いないだろう」と評し、昨季台頭した若手のルイス・セベリーノが開幕投手を務めるのが妥当と見ている。
しかし、セベリーノは経験も浅く、昨季のポストシーズンでは振るわなかったため、昨季のポストシーズンで快投を披露し、現在は3年連続で開幕投手を務めている田中、通算11回の開幕経験があるCC.サバシア、アスレチックスで2度の開幕経験があるソニー・グレイといった経験豊富な選手に開幕戦を任せる可能性が浮上している。
ブーン監督は「誰もが開幕投手になり得るのは喜ばしいことだ」と話しており、今後はラリー・ロスチャイルド投手コーチとも相談しながら、キャンプや実戦の様子を見てローテーションの順番を考えることになるようだ。
また、4月のヤンキースは休養日が3日のみで、11日から13日までは宿敵・レッドソックスとの3連戦が控えていることもローテーションの順番を決める材料となりそうだ。