牧田の球にチームメイト驚愕「人生で見たことのない球」、「今まで見てきたものと全然違う」
2018/02/24
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サンディエゴ・パドレスの牧田和久投手が、23日(日本時間24日)、スプリングトレーニングで初となる打撃投手として登板し、サブマリンを披露。味方選手の驚愕の声が続々と届いている。地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」が同日付で報じている。
記事には、牧田と対峙したエリック・ホズマー内野手の感想が綴られている。ホズマーといえば昨季は打率.318、25本塁打、94打点でシルバースラッガー賞を受賞したリーグを代表する好打者だ。そのホズマーが、「なんてこった」と感想を漏らしたという。「人生で見たことのない球を見たよ」と語り、「今までライズボールを見たことがなかった」と驚愕したと伝えられている。
また、チェイス・ヘッドリー内野手は、「僕が今まで見てきたものと全然違う」と驚き、「彼は他のサブマリン投手とは違うボールを投げる。通常は彼のような投手はゴロを打たせようとする。でも、彼はすべてを上げようとするんだよ」と語ったという。
さらに、ヘッドリーは牧田の投球術についても分析をしており、「彼のような選手は何が最も効果的かを知っている。速い球を投げて、次に遅い球を投げる。そうすると、打者は『次は本当に遅い球を投げてくるのか、内角高めに投げてくるのか』と悩むんだ。」と打者としての読みと対応の難しさを語っている。
初の打撃練習でメジャーの強打者を驚愕させた牧田。次はオープン戦での実戦登板だ。そこで、しっかりと調整を重ねてシーズンを迎えたい。