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ダル、米メディア選出の先発投手ランキングで14位に選出「今季は汚名を返上するチャンスも」

2018/02/27

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 今季からシカゴ・カブスでプレーすることになったダルビッシュ有投手。新天地では左腕エースのジョン・レスターと双璧をなす右腕エースとしての活躍を期待する声が高まっており、チーム内外でその評価は高まり続けている。
 
 開幕も近づき、球団や選手に対し期待や不安の声が多くなっている中、米スポーツサイト「ベースボール・エッセンシャル」ではポジション毎に選手を各付けする特集を掲載。そして、26日(日本時間27日)に発表された先発投手部門でダルビッシュは14位に選出された。
 
 同特集では「ダルビッシュは昨年のワールドシリーズでアストロズ相手に厳しい投球を見せた。しかし、彼は故障で離脱していた際にエースのクレイトン・カーショウを補完する役割を果たしていた」と評された。
 
 昨季途中に移籍したドジャースでは先発ローテーションの一角を担い、ワールドシリーズ進出までチームに大きく貢献した。しかし、上述のようにワールドシリーズでは2試合ともにKOされ、チームのシリーズ敗退の一因を作ってしまっていた。その後、ダルビッシュはワールドシリーズで再びリベンジをしたい旨のコメントを残し、契約が満了したことでFAとなっていた。
 
 また、同特集では「ダルビッシュはシカゴ・カブスと契約し、ポストシーズンに進出して汚名を返上するチャンスを手にする可能性もある。今季は昨季と異なり、大一番で精彩を欠いた投球を見せることもないだろう。レンジャーズとドジャースで過ごした昨季は決して最高のシーズンとは言えなかったが、彼は2012年のデビューから安定した成績を残し続けている投手の1人であることは間違いない」と評し、ダルビッシュのリベンジに期待した。
 
 昨季のダルビッシュは2球団合計で31試合に登板して186.2回を投げ10勝12敗、209奪三振、防御率3.86という成績を残し、2015年に受けたトミー・ジョン手術から復帰以降初となるフルシーズンを戦い抜いた。
 
 昨季は打線の援護に恵まれず思うように勝ち星が伸びなかったが、今季は攻守に頼れるカブスナインがバックにつくこともあり、成績の向上が期待できそうだ。
 
 なお、同ランキングにはクレイトン・カーショウ、マックス・シャーザー、コーリー・クルーバー、クリス・セール、ダラス・カイケル、ノア・シンダーガード、ジャスティン・バーランダーといった各球団のエース級投手が名を連ねている。



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