元CY賞右腕・リンスカムがレンジャーズと契約合意 新天地で2年ぶりメジャー登板へ
2018/02/28
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2008年、2009年に2年連続でサイ・ヤング賞を獲得し、7年連続2桁勝利、3年連続最多奪三振などの輝かしい実績を残してきた、ティム・リンスカム投手がテキサス・レンジャーズと契約合意に至ったことをMLB公式サイトなど複数米メディアが27日(日本時間28日)付で報じた。
2007年のメジャーデビューから2015年までをサンフランシスコ・ジャイアンツ、2016年をロサンゼルス・エンゼルスで過ごしたリンスカムはメジャーで先発投手として活躍を続け、通算で1682回を投げて110勝89敗、防御率3.74、1736奪三振という成績をマークしている。
2017年は股関節の手術を受けた影響などにより所属先がなく、マイナーリーグでのプレーもなかった。しかし、今オフにはメジャー復帰を見据えたトレーニングを続け、見事にメジャー球団との契約を掴み取った。また、2012年以降は低下が続いていた球速も元に戻ってきているようだ。
レンジャーズでは先発ローテーションを争うことになり、先発の座を掴めなかった場合でもリリーフ投手として起用されることになると見られている。