今季注目のMLB選手10組。新帝国の象徴に巨額契約を狙うスター、そして二刀流は…【編集部フォーカス】
2018/03/01
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芸術的なスイングを取り戻す、元三冠王
ミゲル・カブレラ内野手(デトロイト・タイガース)
130試合 打率.249 16本塁打 60打点 0盗塁 OPS.728
将来の殿堂入りが確実な2012年の三冠王。卓越したバットコントロールと力みのないスイングで、フィールドのあらゆる方向へ打球を飛ばす。しかしながら昨季は椎間板ヘルニアの影響もあり、打撃成績は自己ワースト。チームも主力選手を次々と放出し、カブレラもトレード候補に挙がるが、6年1億8400万ドルという残りの契約が足かせとなり、引き取り手が見つからず。このまま『不良債権』で終わる訳にはいかない。広角打法、復活なるか。
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