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田中将大、オープン戦初登板で4失点も前向き「しっかり取り組んで次の試合に臨む」 

2018/03/03

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Getty Images



ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、アトランタ・ブレーブスとのオープン戦に登板。1回1/3を4安打、1四球、1三振、4失点でオープン戦初登板を終えた。
 
 この日、初のオープン戦登板を果たした田中は初回にブレーブスの若手有望株のロベルト・アクーナに2ラン本塁打を打たれるなど3失点。2回には先頭打者に二塁打、1死から適時二塁打を打たれ、4失点となったところでマウンドを降りた。
 
 昨年はオープン戦で23回2/3を投げ、防御率0.38と絶好調だった田中だが、今年は初登板で打ち込まれた。田中本人は登板後のインタビューで、「ロケーションも良くなかったし、コントロールをミスした球が多かった」と語り、「次に向けてしっかり取り組んで行って、次の試合に臨めたらと思います」と次回登板に向けての目標を明かした。
 
 一方で、ヤンキースのアーロン・ブーン新監督は田中の内容に対してまったく心配をしていないようだ。地元メディア「ニューズデイ」によると監督は試合後に、「(田中は)直球などいくつかのことに取り組んでいる状況だ。これがベテランのスプリングトレーニングの登板。実績のある選手がいくつかの課題に取り組む。彼にとって良い最初の一歩だったと思うよ」と語ったという。
 
 田中も試合後には、「結果には集中しない。プランを持って登板に臨みます」と余裕の表情。MLBでの5シーズン目は、結果だけを見ると完璧とは言えないスタートとはなったが、本人にとっては収穫のあった一日となったようだ。



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