MVPの“大穴”、ブレイク寸前のMLB選手10人。未完の大器に過小評価の打撃職人、遅咲きの苦労人も【編集部フォーカス】

2018/03/13

Takuya Matsuda

Getty Images

タグ： MLB, アレックス・ブレグマン, アンドレルトン・シモンズ, イアン・ハップ, クリス・テイラー, クリスチャン・イェリッチ, ケビン・キアマイアー, ジョーイ・ギャロ, スポーツ, バイロン・バクストン, マット・オルソン, メジャーリーグ, リース・ホスキンス

アクロバティックな守備で魅せる曲芸師

アンドレルトン・シモンズ遊撃手 （ロサンゼルス・エンゼルス）
158試合　打率.278　14本塁打　69打点　19盗塁　OPS.752
 
　驚異的な守備範囲と、人間離れしたアクロバティックな守備が魅力の曲芸師。後方に上がったフライも背面走行で難なくキャッチする。肩と手首の強さも尋常ではなく、無理な態勢から放たれる矢のような送球は、一見の価値あり。大谷がチームメイトとなり、シモンズの遊撃守備が日本のお茶の間に広く知れ渡るはず。打撃面で更なる進歩が見られれば、MVPも現実味を帯びてくる。