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大谷、ベテラン44歳のコローンから右前打。内角球を巧打で復調の兆しか

2018/03/12

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、米アリゾナ州テンピで行われたテキサス・レンジャーズとのオープン戦に8番・DHで先発出場。第1打席に12打席ぶりの安打となる右前打を放った。
 
 大谷は、2回2死一塁で巡ってきた第1打席で44歳の通算240勝右腕バートロ・コローンと対戦し、カウント3ボール1ストライクから内角低めの球を一、二塁間へはじき返した。これが大谷自身オープン戦12打席ぶり、2本目の安打。5回の第2打席は右腕テイラー・スコットに空三振、6回の第3打席は右腕エリク・ゴーデルに対して一ゴロと凡退して、この日は3打数1安打。通算打率は.143(14打数2安打)となった。
 
 苦戦が続く大谷の打撃だが、この日のコローンから放った安打は、内角の球に対して左肘を素早くたたみ込んでのコンパクトなスイングで巧く仕留めたものだった。「タイミングが少し遅れている」と話す中でも「経験を積み重ねている」と調整を地道に取り組んでいる様子だ。



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