大谷、CY賞右腕にバットへし折られる洗礼。ソーシア監督「インコースに苦労」
2018/03/15
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、米アリゾナ州・グッドイヤーで行われたクリーブランド・インディアンスとのオープン戦に「7番・DH」で先発出場した。
相手のインディアンス先発は昨季を含め2度のサイ・ヤング賞を受賞している右腕コーリー・クルーバー。大谷は3回の先頭打者で迎えた第1打席は四球で出塁するも得点には繋がらず。そして5回2死の第2打席、カウント2ストライクと追い込まれてからインコースに食い込んでくる鋭いカットボールを振り抜いたが、バットを折られながら二飛に打ち取られた。8回の第3打席は右腕カルロス・トーレスの前に空三振。この日は2打数無安打1死球で、今季オープン戦は8試合の出場で通算20打数2安打、1打点、3四球、7三振、打率.100となった。
米公式サイト『MLB.com』によると、エンゼルスのマイク・ソーシア監督は大谷ついて「インコースの球に対して大きく足が動き苦労しているようだ」と話し、一方でエリック・ヒンスキー打撃コーチは「彼はボール対して良いスイングをしようとしている」と試行錯誤の途中だということを強調した。
大谷は今度は投手として16日(同17日)のコロラド・ロッキーズ戦で先発登板する予定となっている。