マリナーズに負傷者の連鎖… イチローは右ふくらはぎ、セグーラは右太腿裏
2018/03/15
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シアトル・マリナーズに負傷者が続出している。6年ぶりに古巣に復帰したイチロー外野手が14日(日本時間15日)、米アリゾナ州ピオリアで行われているサンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦「1番・レフト」で先発出場したが、初回に右ふくらはぎの張りで交代した。
初回、味方の先発ジェームズ・パクストン投手が幸先よく三者連続三振。しかし、その裏の攻撃で先頭打者として打席に向かうはずだったイチローが代打が送られて交代。理由は右ふくらはぎの張りによるものとされている。
またこの試合、同じくマリナーズで正遊撃手としての起用が想定されているジーン・セグーラ内野手も負傷交代。「2番・ショート」で先発出場したセグーラは、3回の第2打席に四球で出塁すると、続くミッチ・ハニガー外野手の左前安打で三塁へ進塁。そのまま三塁残塁に終わったが、直後の4回の守備にはつかなかった。右ハムストリング(太腿裏)に張りを感じたとみられ、イチローに続く主力選手の負傷となった。
これ以前にもチームは主砲のロビンソン・カノー内野手が11日(同12日)に左ハムストリングを負傷、ネルソン・クルーズ外野手が13日(同14日)に右大腿四頭筋を負傷している。開幕まで残り2週間というところでの相次ぐ選手の負傷に、不穏な空気が漂っている。