ダルビッシュ、5回1失点で2勝目 自身の投球に確かな手応え「3回までは圧倒出来た」
2018/03/17
Getty Images
シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が16日(日本時間17日)にアリゾナ州グレンデールでシカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に先発。今春最長となる5回を投げ、3安打、1四球、4三振、1失点で2勝目を挙げた。
この日は中4日で3度目の先発。立ち上がりから順調で、3回までは被安打1と素晴らしい投球を披露した。その後は5回に自らの暴投で1点を失ったが、5回、3安打、4奪三振、1四球、1失点と快投した。さらに4回には相手投手の変化球をうまくはじき返して安打を記録。シーズンに向けて順調に調整を重ねている。
また、MLB公式サイトの記者によると、この日のダルビッシュは最速98マイル(約158キロ)を計測。ダルビッシュは、「スピードガンに問題があるのでは」と語ったと伝えられているが、これも順調である証だ。
ダルビッシュは試合後に自身のブログを更新し、「最初3回は98マイルが出たりで調子に乗りすぎペース配分のミス+自分がヒットを打ってしまい、次打者もタイムリーで3塁まで走ったからか5回はバテたかな」と振り返った。自身の投球にはかなりの手応えを感じている様子で、「まぁでも3回までは圧倒出来たので、次に繋がります」としながらも、「体力面をシーズン通して改善していかないといけないなと感じてます」と課題も忘れなかった。
シーズンまで残り2週間を切った中、新天地で確かな手応えを感じているダルビッシュ。どこまで成績を伸ばすことができるのか非常に楽しみだ。