マイコラス、強力打線相手に5回無失点と快投 最速158キロも本人は反省
2018/03/17
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元読売ジャイアンツで現セントルイス・カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が16日(日本時間17日)にフロリダ州ウエストパームビーチでワシントン・ナショナルズ相手に先発登板し、協力打線相手に5回、3安打、1四球、2三振、無失点と快投した。直球も最速98マイル(約158キロ)を記録し、順調な調整を進めている。
マイコラスは初回連打でいきなりピンチを迎えるも3番・ハーパーを併殺打に仕留めると、続くレンドンも抑え無失点。このピンチを乗り越えると、調子を上げ、2回、3回と三者凡退の投球。5回には先頭のケンドリックに二塁打を打たれピンチとなるが、後続をしっかりと抑えて5回を無失点で終えた。
地元紙『セントルイス・ポスト・ディスパッチ』によると、この日のマイルズの最速は98マイル(約158キロ)。5回の最後の投球も96マイル(約154キロ)を記録し、順調に調整が進んでいることがうかがえる。
この日の登板でマイコラスは2戦連続で無失点と好投。しかし、試合後にマイコラスは記者からのインタビューでは反省を口にした。「試合を振り返って(自分の)細かい問題をしっかりと探すつもりです。危ない当たりもありましたし、守備にも助けられました」
一方で、マイコラスの投球についてカージナルスのマシーニー監督は「強い当たりがあったし、守備にも助けられた」としながらも、「強い打線を相手に0点で効率良く回を投げられたことはとても素晴らしいね」と称賛。「カーブボールを投げたいところに投げ込めていたし、ストライクも早めに投げられていた。とても良いチェンジアップもあった」と語ったという。
3シーズン過ごした巨人を離れ、メジャーに復帰したマイコラス。チームをプレーオフに導く活躍が期待される。