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突如急成長したシカゴの若手大砲がOP戦4発目。課題の打率も期待大

2018/03/20

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 シカゴ・ホワイトソックスのマット・デービッドソン内野手が19日(日本時間20日)、米アリゾナ州・スコッツデールでアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのオープン戦に出場し一発を含む3安打と活躍した。
 
 「5番・サード」で先発出場したデービッドソンは、2回の第1打席に中前安打を放つと、迎えた3回の第2打席に先発の右腕アルバート・スアレス投手から左中間へオープン戦4本目となる2ラン本塁打。5回の第3打席も左前安打を放ち、この日は4打数3安打2打点。打率を.358とし順調な調整を続けている。
 
 2013年のオフにダイヤモンドバックスからトレードで加入したデービッドソンは、しばらくマイナーリーグで力を蓄え続け、メジャーに昇格した昨季は26歳で新人資格を保持しながら26本塁打、68打点を記録。それまで通算3本塁打だったキャリアがいきなり開花した。右打者ながら圧倒的に右投手に強く、26本の本塁打のうち実に21本が右投手から放ったものだった。一方、443打席で165個も記録した三振の多さが課題で、打率は.220にとどまった。
 
 今季はここまでのオープン戦で確実性を増した打撃を披露し続けているだけに、これを開幕後も続け、低迷を続けるチームの救世主として活躍が期待される。



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