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マー君、6回1失点で初白星 変化球に絶賛の嵐「スライダーが彼のショーのスターだった」

2018/03/31

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が30日(日本時間31日)、敵地でトロント・ブルージェイズ戦に今季初先発。変化球を効果的に使い、6回79球、3安打、無四球、8三振、1失点の好投で今季初勝利を手にした。この登板にニューヨークの地元メディアも絶賛だ。
 
 この日の田中は、初回と2回は抜けた球も目立ったが、3回に3者連続三振を記録した後から、変化球が冴え渡った。地元メディア『NJ.com』は「スプリットが輝きを魅せた中、この夜はスライダーが彼のショーのスターだった」と書き立て、『デイリー・ニューズ』も「試合のスター」コーナーに「田中のスライダーのキレが素晴らしく、スプリットも落差があった」と変化球を絶賛した。
 
 また、辛口で知られる『ニューヨーク・ポスト』は「去年の最初の登板とはまったく逆だった。2回2/3を8安打、7失点を奪われた」と昨年の開幕戦を振り返るも、「2回の最後のアウトから6回まで13者連続で打ち取り、その間に7個の三振を奪った」と速報した。
 
 一方で、著名記者陣も田中の活躍をツイッターで速報した。『ESPN』のライアン・ルオッコ記者はただ一言「田中はとても素晴らしく見える」とツイート。『スポルティング・ニュース』のニック・ステリニ記者は「今夜の田中のスプリットとスライダーは両球種ともとんでもなく最高だ」と褒め称えた。
 
 変化球を効果的に使い、今季の初登板を上々の投球で初白星を挙げ、チームを連勝に導いた田中。メジャー5年目のシーズンを最高の形でスタートした。



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