大谷翔平、1日に先発投手デビューなら98年ぶりの大記録 球団が発表
2018/03/31
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二刀流でMLBに挑戦しているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。29日(日本時間30日)の開幕戦では打者デビューを果たし、1安打を記録した。投手デビューは開幕4戦目のアスレチックス戦の予定で、球団によると、開幕10試合以内に投手と打者としてスタメン出場すると、98年ぶりの偉業であるという。
MLBで本格的な二刀流を目指す大谷が遂に第一歩を踏み出した。開幕戦では8番指名打者としてメジャーデビュー。メジャーでの初打席の初球を右前へ運び、初安打を放った。その後は凡退に終わったが、打者としてメジャーデビューを果たした。
その大谷の投手デビュー予定となっているのが1日(同2日)に行われる開幕4戦目のアスレチックス戦だ。そして、開幕してから10試合以内に投手と打者としてスタメン出場するとなんと98年ぶりのことであるという。
エンゼルスは30日にメディア・インフォメーションでこの情報を紹介。「大谷=野球の希少性」と題して、大谷がこれから行おうという偉業を伝えた。球団によると、最後に開幕10試合以内に投手と打者としてスタメン出場した選手は1920年のジョー・ブッシュ選手と、クラーレンス・ミッチェル選手であるという。
また、シーズンを通しての投打でのスタメン出場を果たした最後の選手は1988年のリック・ローデン選手であると伝えた。
およそ100年ぶりに野球の歴史を塗り替えようとしている大谷。「ベーブ・ルース2世」として、球団の期待通りに投打で活躍することができるのだろうか。