イチロー、昨季1度のみの3戦連続先発。無安打もチームの期待表れる
2018/04/02
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シアトル・マリナーズのイチロー外野手が4月1日(同2日)、本拠地セーフコ・フィールドで行われたクリーブランド・インディアンズ戦に「8番・レフト」で先発出場した。
前日に内野安打、左前安打と古巣復帰後初安打をマークしたイチロー。この日は、まず2回の第1打席に相手先発のトレバー・バウアー投手に対し93マイル(約150キロ)の速球に遊飛に倒れる。続く4回の第2打席は、速球で追い込まれた後にナックルカーブで緩急をつけられ、ファールでかわしたものの、最後は80マイル(約130キロ)のカットボールに空振り三振に打ち取られた。6回の第3打席は、リリーフのダン・オテロ投手に対してカウント2-2から89マイル(約144キロ)のシンカーを振り抜いたが二ゴロとなり、この日は3打数無安打。8回の守備から交代しダグアウトに下がった。
一方で、明るい材料もある。イチローの3試合連続の先発出場は昨年9月17日~19日に経験して以来で、昨季はこの1度のみだったが、今季すでに達成。外野手に故障者が出ている中で、イチローにかかるチームの期待が大きいことが見て取れる。
試合は、マリナーズが先発のマイク・リーク投手が7回2失点の好投、打線もリークの力投に応える形で同点の7回にディー・ゴードン外野手とミッチ・ハニガー外野手の本塁打によって3点を勝ち越し、5-4で勝利を収めた。