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国際化進むMLB、日本はまだ少数。選手数トップはドミニカ。その内訳は?

MLBの2018年シーズンが3月29日(日本時間30日)に開幕した。今季、米国外の出身者は21カ国・地域の254人で、約29%を占める。21カ国・地域は昨年の19カ国・地域を上回る過去最多となっている。

2018/04/03

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レンジャースの外国人選手14人が最多

 ちなみにこの21カ国・地域という数字は、昨年の19カ国・地域を上回り過去最高となっている。ギフト・ンゴペ(南アフリカ/ブルージェイズ)、ドビーダス・ネベロースカス(リトアニア/パイレーツ)の両選手は、それぞれの国にとっての初の開幕ロースター入りのプレーヤーとなった。
 
 また、ロースター内に14人の外国人選手を抱えるレンジャースは、2年連続でこの部門のトップとなっており、以下ホワイトソックス(13人)、マーリンズ(12人)、ツインズ(11名)と続く。国別という点では8カ国の選手を抱えるドジャースが最多となっており、以下ブレーブス、マーリンズ、マリナーズの各チームが7カ国となっている。
 
 こうした潮流に対し、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏も、MLB各球団が海外で運営するアカデミーの発展が最も重要だと述べ、「外国でのスポーツの発展と促進において、野球が果たしていることに誇りを感じている」と強調している。
 
 年を追うごとに国際色が豊かになっていくMLB。これは野球の国際的な発展という点でも非常に喜ばしいことであろう。“外国人選手”としてMLBで奮闘する日本人選手たちの活躍ぶりを楽しむことはもちろんだが、世界中から集まった個性豊かなプレーヤーたちにも要注目だ。
 
 
文・高橋康光

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