Rソックス、大砲加入で投打のバランス◎ 地区3連覇とともに5年ぶり世界一へ【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/09
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【打撃陣:A】得点力向上へ大砲加入。機動力駆使した攻撃も脅威
デビッド・オルティス氏が抜けた穴が大きかった印象の昨季の打線。前年比-93となった得点は、45発を放ったデトロイト・タイガースの大砲J.D.マルティネス外野手(写真)の加入によって解消したい。
ともに昨季低調に終わったハンリー・ラミレス内野手、ザンダー・ボガーツ内野手が主軸として復活することも不可欠だ。
24本塁打、26盗塁のムーキー・ベッツ外野手をはじめ、アンドリュー・ベニンテンディ外野手、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア外野手ら20台中盤の、走れて長打力のある若い選手が豊富なのも強みで、多彩な攻撃パターンは相手投手には厄介だろう。
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