Bジェイズ、主砲抜けるも長打力は依然魅力。投手陣は先発の踏ん張り次第【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/10
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【総合評価:C】
89勝を挙げアメリカン・リーグ東地区2位でポストシーズンに進んだ2016年から一転、昨季は76勝で地区4位と沈んだ。
ハップの勝ち星が10も減り、サンチェスに至っては14も減少するなど先発投手が振るわなかったのに加え、打撃陣もチーム打率と得点数がリーグ最下位と良いところがなかったが、今季も劇的に成績が向上することは望めないだろう。
ドナルドソン、トゥロウィツキーらベテランの域に差し掛かる年齢の選手もおり、ファームにはブラディミール・ゲレーロ・ジュニア内野手、ボー・ビシェット内野手ら有望選手も複数人いるため、シーズン中での世代交代を意味する方向転換も十分に考えられる。