3試合連続HR・本拠地初勝利の大谷、週間MVPを獲得 日本人最速&最年少
2018/04/10
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が9日(日本時間10日)、ア・リーグの週間MVP(2~8日)に選出された。同日、メジャーリーグ機構(MLB)が発表した。
メジャー1年目の4月初旬、23歳での選出は、日本人選手として史上最速かつ最年少となる。二刀流の選手の受賞は、同リーグが1975年に週間MVPの選出を始めてから初めてとなる。
大谷は対象となる2~8日の期間で、打者として3試合に出場し、打率.462、3本塁打を含む6安打、7打点という驚異的な成績。投手としては、8日に本拠地で初登板し、7回無失点12奪三振で今季2勝目を挙げた。この試合で奪った空振り24は、今季MLBの1試合での最多空振り数となっている。
MLBによると、これまでに初登板から2試合以内に1試合12奪三振を記録したのは殿堂入りを果たしているフアン・マリシャル氏(1960年)とスティーブ・ウッダード氏(1997年)の2人。大谷はMLB史上3人目の快挙を遂げた。また、開幕から10試合以内に2勝を挙げ、3本塁打を放った選手としてはMLB史上2人目となっている。