大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » レンジャーズ、痛すぎる補強失敗。激戦区で歴史的低迷のシーズンになるか【30球団戦力紹介】

レンジャーズ、痛すぎる補強失敗。激戦区で歴史的低迷のシーズンになるか【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/12

text By

photo

Getty Images



【投手陣:D】噂された補強は実現せず。投手陣はリーグ最弱?

 チームとしては浮いた資金でその穴を埋める作戦があるべきだが、低調を極めた今オフのFA市場においてテキサス・レンジャーズ入りを噂されたジェイク・アリエッタ、アレックス・カッブ、ダルビッシュ有、そして大谷翔平の獲得はことごとく実現しなかった。
 
 結果としてリーグ最弱かもしれない投手陣で2018シーズンを迎えることになった。先発陣で唯一実績があるのはメジャー13年目で通算134勝のベテラン、コール・ハメルズ(写真)だ。
 
 リリーフ陣も心許ない。開幕を直前にした時点でもクローザー役が誰になるのかはっきりしない。昨季その役割を分け合ったアレックス・クラディオとマット・ブッシュ、そしてケオニー・ケラの争いになると思われるが、誰になったとしても目覚ましい実績はない。

【次ページ】【打撃陣】
1 2 3


error: Content is protected !!