大谷、メジャー初の代打出場 コローンとの21歳差対決も二ゴロでOP戦の再現ならず
2018/04/11
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、敵地グローブライフ・パークで行われたテキサス・レンジャーズ戦で代打出場した。
8日(同9日)のオークランド・アスレチックス戦の先発登板から中1日で迎えた大谷は、この試合の先発ラインナップからは外れ、ベンチスタート。
試合は、序盤からエンゼルス打線が猛攻を仕掛ける展開。初回にジェフリー・マーテイ内野手、クリス・ヤング外野手のタイムリー安打で3点を先制すると、2回にはマイク・トラウト外野手が第4号ソロ本塁打を左中間スタンドへ叩き込んで4-0とする。3回にもアンドレルトン・シモンズ内野手の第1号ソロ本塁打などで2点を追加し、試合を優位に運ぶ流れとなった。
投げては、先発のタイラー・スキャッグス投手が再三ピンチを招きながら5回1失点と粘投。リリーフ陣も残りのイニングを無失点と大量点差ながら引き締まった投球を見せた。
大谷は、11-1の9回に2死走者なしという場面で代打を告げられ登場。レンジャーズ3番手のバートロ・コローン投手に対し、初球の外角に外れたボール球を見逃すと、カウント1-0からの2球目、高めにきたスライダーを弾き返したが、二ゴロに打ち取られる結果となった。安打を放ったオープン戦と同様に、23歳の大谷と44歳のコローンによる21歳差対決が実現したが、今回の軍配はコローン。期待された打者としての出場4試合連続本塁打は達成されなかった。
試合はそのままエンゼルスが11-1で勝利し、先発のスキャッグスが今季2勝目を飾った。