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ドジャース、あと1勝及ばなかった世界一へ再挑戦 前田も先発ローテ再定着で貢献【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/18

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【投手陣:A】最強左腕カーショウ中心の先発、守護神ジャンセンは今年も健在

 サイ・ヤング賞3度受賞を誇るエースのクレイトン・カーショウをはじめとするロサンゼルス・ドジャースの先発陣は、リーグでも1、2を争うほど強力。カーショウは昨季故障もあっとものの最多勝と最優秀防御率に輝き、2番手のアレックス・ウッドも152回1/3を投げ防御率2.72。3番手以降も大崩れしない投手ばかりだ。
 
 もちろん前田健太(写真)もその一角を担う。昨季はレギュラーシーズンで13勝6敗としながらも、ポストシーズンがリリーフエースとしてフル回転。あの活躍をきっかけに、再び先発として挽回したい。まずは、イニング数を重ねるとともに4.52だった防御率を3点台前半で推移させることが求められる。
 
 リリーフ陣もペドロ・バイエスやジョシュ・フィールズなど安心して1イニングを任せられる投手が多く、中でも抑えのケンリー・ジャンセンは100を超える奪三振数と防御率1点台、リーグ最多の41セーブを誇り、正に難攻不落の存在である。

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