ドジャース、あと1勝及ばなかった世界一へ再挑戦 前田も先発ローテ再定着で貢献【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/18
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【打撃陣:A】若手中心の強力打線。ヘルナンデスら伏兵も光る
オープン戦の怪我でジャスティン・ターナー内野手が抜けたのは痛いが、それでも強力な打線であることに変わりはない。
昨季22本塁打、77打点のコリー・シーガー内野手(写真)や、リーグ新人記録となる39本塁打を放ったコディー・ベリンジャー内野手はもちろんのこと、ユーティリティー・プレーヤーのオースティン・バーンズ捕手とリードオフマンとして昨季21本塁打を記録したクリス・テイラー外野手の存在も大きい。ヤシエル・プイグ外野手の波に乗ったら止まらない打棒にも注目だ。
その他、左腕キラーのエンリケ・ヘルナンデス外野手や、出塁率の高いローガン・フォーサイズ内野手、2016年に25本塁打のジョク・ピーダーソン外野手など良い選手が集まっており、相手投手にとっては1番から8番まで気が休まらない打線になりそうだ。
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