田澤、悪い流れ断ち切れず ピンチで登板も2者の生還許す
2018/04/12
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マイアミ・マーリンズの田澤純一投手が11日(日本時間12日)、本拠地マーリンズ・パークで行われたニューヨーク・メッツ戦に登板した。
田澤は8回、チームが1-2と逆転を許した悪い流れを断ち切るため1死一、二塁の場面で5番手としてマウンドに登った。まず迎え撃つのはウィルマー・フローレス内野手。初球は高めのカーブが外れ、カウント1-0から2球目の90マイル(約146キロ)の速球を低めに投げ込んだが、これをレフト方向へはじき返されタイムリー二塁打とされ1-3。
続く3番の通算157本塁打を誇るヨエニス・セスペデス外野手は申告敬遠で一、三塁となり、4番の通算175本塁打のトッド・フレイジャー内野手との勝負を選んだ。速球とカーブ、フォーク、スライダーを駆使してカウント2-2。そして7球目、高めの92マイル(約148キロ)の速球をセンターへ運ばれ、犠飛となって1-4と痛い追加点を許す形になった。
なおも2死三塁のピンチの場面で、田澤はジェイ・ブルース外野手に対して再び申告敬遠。続く打席に2年目のトマス・ニド捕手を迎え、初球の速球で二ゴロに打ち取りセカンド封殺。メッツの攻撃をようやく断ち切った。
田澤はこの日2/3イニング、10球(ストライク7球)を投げて被安打1、与四球2(いずれも申告敬遠)、失点は記録されなかったが2人の走者の生還を許した。
マーリンズはそのまま1-4で敗れ、3連敗となった。