ツインズ、実力者揃いの先発陣が浮上のカギ 伸び盛りの野手陣とともに上位進出へ【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/14
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【打撃陣:C】長打力備える上位打線。伸びしろ多い若手も充実
昨季は、チームを引っ張るツインズ一筋の天才打者ジョー・マウアー内野手が4年ぶりに3割を記録し、二塁を守るブライアン・ドージャー(写真)は2年連続で30本塁打以上を記録。昨季の後半戦同様、ドージャーが1番、マウアーが2番を務める見込みで、この2人の活躍がチームの得点力に直結する。
さらに、後ろには球宴のホームラン競争で2位に輝いたミゲル・サノー内野手が構える。サノーは今年で25歳とまだまだ伸びしろが多い。また、外野には昨季27本塁打のエディ・ロサリオと、長らく活躍を期待されてきたバイロン・バクストン、珍しいドイツ育ちのマックス・ケプラーと若い3選手がスタメンだ。
一方で、正遊撃手のホルヘ・ポランコが薬物違反で80試合の出場停止となったのは想定外の事態。さらなる飛躍の年と期待されていただけに、勿体無いシーズンとなってしまった。
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