大谷、メジャー初二塁打&技あり中前打で逆転勝利に貢献 エ軍6連勝
2018/04/14
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦にメジャー初となる「7番・指名打者」で先発出場。第1打席でメジャー初となる二塁打、第4打席で中前打を放ち、4打数2安打1三振1得点とした。
今季、スタメン出場した6試合では全試合で安打を放っている大谷。この日は2回の第1打席でロイヤルズの先発ハメルから左翼へ技あり二塁打を記録。大谷にとってはメジャー初となる二塁打となった。
続く4回の第2打席では、相手守備陣が三塁手を三遊間、遊撃手を二塁後方に配置するシフトを展開。大谷は外角中心の配球を粘りながらもフルカウントから空振り三振に倒れたが、相手チームの警戒感が現れた打席となった。さらに、6回の1死一塁で迎えた第3打席では大谷の打席で先発のハメルが交代。代わった変則左腕ルーキーのヒルに二ゴロに打ち取られた。
そして、大谷は3-4とエンゼルスが1点を追いかける展開で迎えた8回は無死一塁の場面で登場。中継ぎのグリムの低めの変化球を技ありの中前打でこの日2安打目を放った。その後、シモンズが犠打を決めると、代打バルブエナが中前適時打で同点。さらにキンズラーの中犠飛で大谷が生還し、エンゼルスが8回に逆転に成功した。
その後は中継ぎ投手陣がロイヤルズ打線を抑えエンゼルスが5-4で勝利。チームはこの勝利で6連勝とし、大谷はチームの逆転勝利に大きく貢献した。