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タイガース、絶対的エース&主砲放出は大きすぎる穴。名将とともに再建の道探る【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/17

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【投手陣:E】バーランダー放出で壊滅的な陣容。エース候補がリリーフ務める事態

 デトロイト・タイガースは、昨季途中にチームを長年支えていたエースのジャスティン・バーランダーを遂に放出。元々厳しい投手陣が壊滅的になった。
 
 2016年の新人王のマイケル・フルマー(写真)がエースで、苦しみながらも昨季25試合に先発したマシュー・ボイドや、元19勝投手で大型契約を結ぶも調子が上がらないジョーダン・ジマーマン、通算103勝のフランシスコ・リリアーノが先発ローテーションに加わる。
 
 先発陣よりも危機的な状況にあるのがリリーフ陣だ。昨季途中から抑えを務めるシェイン・グリーンが今年も最後を締め、アレックス・ウィルソン、ドリュー・バーヘーゲンの中堅選手が脇を固める。とてもリリーフエースと呼べる選手がいない状況で、元々はエース候補として期待されていたバック・ファーマーやダニエル・ノリスもリリーフを務めている。非常に厳しい状況にある。
 

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