タイガース、絶対的エース&主砲放出は大きすぎる穴。名将とともに再建の道探る【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/17
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【打撃陣:D】現役最高打者とベテランが引っ張る打線。若手の才能開花は本物か
チームの主力選手だったイアン・キンズラー内野手、ジャスティン・アップトン外野手、J.D.マルティネス外野手を昨季に一気に放出。再建モードに方針を転換したことが、布陣からも明らかになった。
そのような中、現役最高の打者のミゲル・カブレラ内野手(写真)と指名打者でベテランのビクター・マルティネスが中心選手となるが、カブレラは昨季キャリア最低の成績を記録。マルティネスは39歳とすでに高齢だ。
一方で、外野を守るニコラス・カスティヤノスが昨季ようやく才能が開花し、今季もある程度の成績は見込めるだろう。マイキー・マートック外野手やジェイマー・キャンデラリオ内野手にも期待したい。
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