ダルビッシュ加入のカブス、地区3連覇へ 豪華先発陣&攻守安定の野手陣はリーグ屈指【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/24
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【投手陣:A】FAで抜けたアリエタの穴も問題なし。最高級のローテが完成
通算159勝のジョン・レスターに加え、6年の大型契約を結んだダルビッシュ有(写真)、メジャー屈指の技巧派右腕のカイル・ヘンドリックスらを擁する先発ローテーションはMLBで屈指の豪華さを誇る。
昨シーズン14勝を挙げた後にFA(フリーエージェント)で流出したジェイク・アリエッタの穴は大きいが、ダルビッシュや昨季途中加入のホセ・キンターナが埋めることは十分に考えられる。
リリーフ陣には、昨季69試合に登板したペドロ・ストロップ、73試合に登板したカール・エドワーズ・ジュニアに加え、今季から新加入のブランドン・モローがクローザーを務める。得点力の高い打線と強固な先発投手陣が作り出すリードをしっかりと守り切れる布陣となっている。
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