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ブリュワーズ、投打に補強成功で底力秘める。プレーオフ争いに絡めるか【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/25

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【投手陣:B】補強成功で厚み増した先発ローテ。急成長した守護神も頼もしい存在

 昨年12勝を挙げたジミー・ネルソンが肩の手術によりシーズン序盤に不在なのは大きな痛手だが、昨季17勝を挙げたザック・デービーズ(写真)、同じく12勝をマークしたチェイス・アンダーソンがローテーションの二本柱になることが期待される。
 
 これに昨季サンディエゴ・パドレスで13勝を挙げたヨーリス・チャシン、今季から古巣に復帰するヨバニ・ガヤードが加わり、ネルソンが復帰すれば豪華なローテーションが完成する。
 
 リリーフ陣は、ともに通算500試合以上登板しているマット・アルバースとブーン・ローガンが新たに加わり、セットアップにはナショナル・リーグ2位の被打率.156をマークした左腕のジョシュ・ヘイダ―や、最速100マイル(約161キロ)を超える剛速球右腕のジェイコブ・バーンズが控えている。
 
 クローザーには、昨季39セーブを挙げ新守護神として定着したコリー・カネイベルが今季も9回を任されることが予想され、左右のバランスや枚数も含めて申し分ない。

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