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ブレーブス、着々と進む球団再建。「金の卵」たちが虎視眈々とメジャー昇格狙う【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/28

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【投手陣:D】先発はテヘラン頼み。ベテランを補強するも、若手有望株に多くの経験を

 アトランタ・ブレーブスの先発投手で確実に計算できるのは昨季11勝のフリオ・テヘランと同10勝のマイケル・フォルティネビッチぐらい。ベテランのブランドン・マカーシー、アニバル・サンチェスを補強したものの、頭数合わせの感は否めない。
 
 むしろ期待したいのは、ともに2年目となるショーン・ニューカム、ルイス・ゴハラ、ルーカス・シムズ、マックス・フリード、そしてルーキーイヤーのコルビー・アラード、マイク・ソロカといった超有望株たち。20代前半の彼らを積極的に起用し、将来のエース候補として育てていきたいところ。
 
 昨季救援防御率がリーグワースト3位だったブルペンには、大きな補強は行っておらず層は薄い。160キロに迫る速球が武器のアロディス・ビスカイーノ、68登板を果たしたホセ・ラミレスといった剛腕が回の終盤に控えるものの、制球に難ありで安心できるほどのリードを保ってマウンドに送りたい。
 

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