ブレーブス、着々と進む球団再建。「金の卵」たちが虎視眈々とメジャー昇格狙う【30球団戦力紹介】
今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。
2018/04/28
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【総合評価:D】
海外選手との不正契約問題で球団上層部が辞任。新GMにアレックス・アンソポロスが就任し、新たな船出となるブレーブス。
上層部のドタバタ劇が続いたが、前体制の「遺産」ともいえるマイナー組織は、メジャー屈指の充実度。米公式サイト「MLB.com」では、ブレーブスのマイナー組織がメジャー30球団中2位にランクイン。3年前から進められてきた球団再建は最終段階に入りつつある。
中でも投手の有望株を数多く擁しており、他球団からすればよだれが出るほどの逸材揃い。後々、トレードの駒としても使う事ができる。今年も優勝戦線に加わる事は厳しいが、2年後にワシントン・ナショナルズから首位を奪っていてもおかしくはない。