マーリンズに現れた“あの映画”のような苦労人ルーキー、現役最高左腕に投げ勝った24歳とは
2018/04/27
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カーショウとの年俸差は膨大
25日の試合で敗戦投手になったカーショウは、2013年オフに7年2.15億米ドル(約235億円)の巨額契約を結んだと報じられている。しかし、今季はここまで1勝4敗と成績が振るわない。リチャーズの今季年俸は不明だが、カーショウと比較すればその差は膨大であることは想像に難くない。
高額な主力選手を次々と放出したマーリンズは、2018年の総年俸額でメジャー30球団中23位だ。一方のドジャースは総年俸額ではレッドソックス、ジャイアンツに続く3位でありながら、ここまで勝率5割を切り、ナショナル・リーグ西地区3位に沈んでいる。
当然のように、メジャーリーグでは(でもと言うべきか)“カネ”を多く使ったチームがそのまま上位に入る傾向が強い。しかしそれだけでは面白くないと感じる多くのファンが多く存在することも確かだ。
奇しくも25日は、マーリンズのジーターCEOが勝負を決して諦めないと強く語ったインタビューが放映された翌日だった。そのようなファンが留飲を下げたであろう結果となった。
文・角谷剛
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