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マリナーズの韋駄天が今季メジャー最速三塁打 匹敵する潜在能力を持つ日本選手は…

2018/04/28

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甲子園で記録されたメジャー級スピード

 さらに日本国内に視野を広げて思い起こされるのは、現在東北楽天ゴールデンイーグルスに所属しているオコエ瑠偉外野手。2015年夏の甲子園大会において、関東第一高(東東京)のオコエが2回戦の高岡商業高(富山)戦で三塁打を放った時の三塁到達時間は当時の報道で「10秒88」とされている。手動計測による記録であるから、ゴードンの「Statcast」による記録と単純には比較できない。
 
 それでも、高校生がメジャー最速に匹敵するスピードを持っていたことには間違いなく、同じように高校時代に160キロを計測した大谷と並び称されてもおかしくないとは言えないだろうか。楽天ではまだレギュラーに定着したとは言えないオコエだが、その比類なき潜在能力が発揮される日が待ち遠しい。

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