大谷翔平の4号ソロに打たれたヤ軍セベリーノ脱帽「次はもう内角には投げない」
2018/04/28
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地で行われたニューヨーク・ヤンキース戦で痛烈な当たりの4号本塁打を放った。試合後、打たれたヤンキースのルイス・セベリーノ投手から称賛のコメントが届いている。
セベリーノは若きヤンキースのエース。昨季は14勝6敗、防御率2.98、230三振とブレイクを果たし、今季もこの試合までに4勝1敗と好調だ。大谷はセベリーノと初対戦となった第1打席に内角に投げられた97マイルの速球をジャストミート。右翼に鋭い当たりで飛んで行った球はそのままスタンドインし、第4号の先制弾となった。
試合後、記者からのインタビューに答えたセベリーノは大谷の本塁打について、「彼は良いね。次に対戦するときはもう内角には投げないよ。彼は良い打者だ。僕も良い球を投げた。脱帽だよ」と語ったという。
一方で、大谷は次の打席で一塁を駆け抜けたときに左足首を負傷。球団は軽い捻挫と発表した。大谷は一塁手との交錯を避けようと、少し悪い角度でベースを踏んでしまったようだ。ちなみに、大谷はこのプレーの後、少し押してしまった一塁手のウォーカーを気遣う素振りを見せていた。翌日の試合出場の可否は未だ不明ながら、田中将大投手との日本人対決は極めて微妙となっている。また、同時に次の先発登板予定の1日(日本時間2日)の本拠地でのオリオールズ戦の回避の可能性も出てきた。
メジャーの一線級の相手と互角に渡り合っている若きスーパースターに、シーズンでの最初の試練が到来している。