ダルビッシュ、大谷からもらったバットを使い今季初安打!?「次はスパイクください」
2018/04/29
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、本拠地でのミルウォーキー・ブリュワーズ戦に先発登板。6回を投げ3安打、2四球、8三振、1失点(自責点0)の成績で勝ち負けはつかなかった。また、打撃では5回に今季初となる二塁打を記録。試合後には自身のツイッターでエンゼルスの大谷翔平投手からもらったバットを使ったことを明らかにした。
ダルビッシュの今季初安打が生まれたのは5回表のピンチを切り抜けた後、先頭打者として打席に立った5回裏だ。ファウルで粘ったダルビッシュは7球目の外の速球を逆らわずに右翼線へ弾き返した。ボールは右翼手がわずかに追いつけずにフェンスの方へ。二塁まで悠々到達したダルビッシュはボールの行方を見ながら、隙あらば三塁まで行こうという姿勢を見せた。しかし、二塁を蹴ったところでブレーキをかけたダルビッシュは足が滑り、そのまま尻もち。なんとか這いずりながら二塁へ戻った。
MLB公式サイトでも取り上げられたプレーだが、実はこの話には続きがある。なんとダルビッシュはこの打席にエンゼルスで投打で活躍する日本ハムの後輩、大谷からもらったバットを使用していたと言うのだ。試合後にダルビッシュは自身のツイッターを更新し、「バットを頂いたので早速使ったら2塁打を打てました。ありがとうございました。」と「大谷翔平」と名前が刻まれているバットの写真を付けて投稿。さらに、「二塁回ってこけたので次はスパイクください。」と自身が尻もちをついた件にも触れた。
打撃絶好調の二刀流・大谷のバットを借りて今季初安打を放ったダルビッシュ。この日は白星はつかなかったものの、本職の投球も6回自責0と復調気味だ。この調子でチームの勝利に貢献し続けたい。