牧田、2本塁打含む自己ワースト6安打5失点 投手陣崩壊で大敗喫する
2018/04/30
Getty Images
サンディエゴ・パドレスの牧田和久投手が29日(日本時間30日)、本拠地ペトコ・パークで行われたニューヨーク・メッツ戦に登板した。
牧田は2-9と7点ビハインドの8回から4番手としてマウンドに登った。先頭打者の4番ジェイ・ブルース外野手にカウント3-1から79マイル(約127キロ)の速球を弾き返されて右前安打とされると、続く5番のトッド・フレイジャー内野手にはカウント0-2から70マイル(約112キロ)のスライダーを捉えられて、打球はバックスクリーンへの2ラン本塁打に。
6番のエイドリアン・ゴンザレス内野手はカウント1-1から79マイル(約128キロ)の速球で右飛に打ち取ってようやく1アウトとしたが、続く7番のホセ・レイエス内野手にカウント2-0からの79マイル(約127キロ)の速球を弾き返され、これもライトスタンドへ入るソロ本塁打。牧田はメジャーで初めて1試合2本塁打
を浴びた。
8番のトマス・ニド捕手はカウント0-2から69マイル(約111キロ)のスライダーで空振りを奪って3球三振に仕留めたが、メッツ打線はここで止まらずさらに猛攻を仕掛ける。代打のウィルマ―・フローレス内野手には四球を選ばれ、続く1番のアズドゥルバル・カブレラ内野手にはカウント2-2から70マイル(約113キロ)のスライダーを右前安打とされ2死一、二塁。
さらに2番マイケル・コンフォート外野手はカウント0-2と追い込みながらも79マイル(約127キロ)の速球で右前へのタイムリー安打を許して4失点目。そして途中出場しているブランドン・ニモ外野手にもカウント0-1から80マイル(約128キロ)の速球を右前タイムリー安打とされてさらに1失点。続くブルースはカウント1-1からの71マイル(約114キロ)のシンカーで三邪飛としてイニング終了。
牧田はこの回だけで打者10人と対戦し、1回38球(ストライク25球)、被安打6(被本塁打2)、与四球1、奪三振1、失点5の成績。被安打、被本塁打、失点ともにメジャー自己最多を喫し、防御率は7.71と一気に悪化し、試合もパドレスが2-14で大敗した。